TENNO SAI
獅子が釜の湯を神社や氏子、住民にかけ、地域の無病息災、五穀豊穣をお祈りするお祭です。
獅子は煮えたぎる湯釜の前に立ち、東西南北四方を祓い、その後、御幣で湯釜の火を浄め、剣印して湯釜を祓う。
次に祭壇の青竹幣を採って、湯の中に入れてかき回すこと三度。最後に湯笹を採って両手で熱湯をかき回し、湯笹を引き上げて神に献じ、同時に群がる氏子たちの頭上にも振り懸ける(湯花)
この湯花をいただくと一年間病気にかからないといわれています。
湯立獅子舞の会場となる諏訪神社は、箱根明神ヶ岳の南にひらけた宮城野地区の氏神として古くより親しまれ、「お諏訪さま」と尊崇される諏訪信仰の本宮・諏訪大社(長野県)の主祭神・建御名方命がお祀りされています。